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スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

人類の歴史から学ぶ男女の脳の違いと発達障がいの関係

どうもスベリスト夏目です。

前回の記事はこちら

nattsu1991.hatenadiary.jp


さて私は日本史が好きです。



日本史が好きであったので、社会の教員の免許と博物館学芸員の資格を大学では取りました。


歴史を知ることは今を生きる私たちの生活を豊かにしてくれます。



そんなちょっとした知恵を今回は紹介します。


人類の歴史から男女の脳と発達障がいのことについてお伝えいたします。


目次

1.一般的に言われる男女の脳の違い

よく男女の脳は全く違うと云われています。
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男性の脳は解決脳と呼ばれるものが発達していて、女性は共感脳が発達していると云われています。


男性は悩んでいることがあったらすぐにでも解決してすっきりしたいという気持ちが強く、答えを求めたがります。



なので答えが出ればがいいので早ければすぐに悩みの解決が済みます。


しかし女性は違います。


女性は男性と違い、よく聴いてほしいという気持ちが強いです。



解決は求めていません。共感してほしいという共感脳が発達しているからです。



自分が話してすっきりすることを大切にしています。


なので男性がすぐに答えを出そうとすると、多くの女性は嫌がります。



ただ聴いてほしいだけなのにと。


中学校で働いていた時は、30分ぐらい同じ話をぐるぐると生徒のお母さんからされたこともありました。



実はこういった男女の脳の違いには歴史的な背景が大きく関係しております。

2.男性の生き方と女性の生き方の違い

現代は男女平等が言われて男性の職場に女性が増えたり、女性の職場に男性が増えたりしています同じように生きられるようになってきました。



昔は明確に分かれていました。


話は縄文時代まで遡ります。
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教科書に載っているので見たことがあるかもしれませんが、
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この時代はナウマンゾウやオオツノジカといった大型動物を狩猟したり、ドングリなどの木のみを採取していました。
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狩猟をするのが男性の役目で、採取をするのが女性の役目でした。


これが現代に至るまでの男女の脳の違いをもたらしているのだと思います。



男性は狩りをみんなで協力して行わなければならないので、いかに獲物を捕まえるのかを考えるために解決脳が働くようになりました。



一方で女性は木の実を探すということをしていましたが、木の実がなる季節は決まっています。



そのためなかったらなかったで実がなるまで待つしかないので、その間はお互いにコミュニケーションをとることで気持ちを出すようになりました。


これは時代が進んでいくと、男性は戦場に出て戦い、

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女性は家を守るというようになりました。
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男性は如何にして手柄を立てるかを考えて、女性はどうやって家をやりくりするのかを考えるようになりました。



そういった役割の違いが脳の機能の違いとなっています。

3.男女の脳の違いが及ぼす職業選択について

男性は狩猟、女性は採取とお話ししましたが実はこれは職業選択にも大きく関係しています。



男性の狩猟時代の名残は興味の対象にも関係があるのかなと思います。


男の子の好きなものは動く物が多いです。

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電車・車・飛行機・虫・動物といったものはほとんどの男性は好きだったと思います。



その流れでドライバーや車掌さんやパイロット、車の整備士といった職業は男性の割合が高くなっています。


一方で女性は採取の名残として小さな色の違いに気づくのが得意です。



女の子は子どもの頃お絵描きやお料理といった色に関わることが好きになりやすいです。

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その流れでファッションや美容、料理といった色に関わる仕事を選択することが多いです。



現代の趣味や職業にも人類の歴史が実は関係しています。


4.人類の歴史と発達障がいについて


人類の歴史と発達障がいの関係についてお話しします。


男性は狩猟、女性は採取とお話ししましたが実はこれは発達障がいにも大きく関係しています。


狩猟というのは動いている動物を如何にして見つけるのかを考えるので、それを見つける目の動きや体の動きになっていきます。


かすかな動物の動きに気づいて、何時間も戦わなければなりません。


戦においても敵の気配をわずかな気配から察知して、飲まず食わずで戦う体力もなければなりません。


これはADHD(注意欠陥・多動性障がい)の脳の働きに非常に似ています。




ADHDについての記事はこちら

nattsu1991.hatenadiary.jp




ADHDの特徴の不注意は何にでも気づくことであり、多動といは動き続けることです。


これは昔であれば重宝された能力です。


狩猟で獲物を見つけて何時間も戦う能力がある人はグループの中ではヒーローですし、戦で戦い続けることができれば手柄をたくさん得ることもできます。



しかし頭脳労働が多い現代では何時間も動き続けることは少なくなり、デスクワークなどのじっと座って働く仕事が増えた結果、そういった能力は重宝されなくなりました。

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それが社会にうまく適合できていないということで、発達障がいと結びつけられしまっているのかなと私は思います。


ADHDは男の子に多いように私は感じます。


学校や放課後等デイサービスで働く中でも男の子に圧倒的に多いです。



それはこういった歴史的な背景が実はあったのです。

5.まとめ

歴史を学ぶことは過去から学ぶことができます。


過去を知ることは今を生きる私たちを豊かにしてくれます。


現代で起きている問題も実は歴史を見ると解決の糸口が見えてきます。



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