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スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

子どもも大人も1つのコミュニティにしか所属していないとそこがダメだったときしんどくなる

どうもスベリスト夏目です。



夏休みやお盆期間になると学校や会社も休みになることが多く、家にいることも増えてきますよね。
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その際には普段合わない人に会うことも多くなりませんか?


子どもであれば遠方の親戚、大人であれば地域の方や昔の学校の同級生などいつも合わない人と会うことも多いのではないでしょうか?



しかしそれが終わるとまた学校や会社といったコミュニティの中に戻っていくと思います。



学校が嫌だなー、会社が嫌だなーと思う人は正直辛いと思います。



そんな今回はコミュニティのことについて書きます。


目次

1.コミュニティとは


コミュニティとは共同体のことで、政治・経済・風俗などなどにおいて深く結びついている集まりのことです。
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学校や地域社会、会社など多くの人が何かしらのコミュニティに属していると思います。



その中で1つのコミュニティの中で生きていくのって結構しんどいのかなって私は思います。


2.子どもには学校のコミュニティで生き残ることに必死

大人になるとある程度いくつかのコミュニティに入ります。


会社、地域、サークルなどなど自然と入ったものもあれば意識して入ったものもあると思います。



しかし、子どもにとってほとんどの子が学校しかコミュニティがありません。

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そこでうまく生き残るために結構必死です。


大人になると忘れてしまいますが、ここでの立ち位置は子どもにとって重要です。


3.学校のコミュニティでうまくいけなかったら学校生活は辛い

学校は同じ学年で同い年でありますが、その中でも序列があります。


少し前に話題となったスクールカーストというものです。


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上位にいるのが男子がイケメンでスポーツができる子で彼女がいる、女子が美人で明るく子で彼氏がいる。


下位にいるのが不細工でオタクっぽくて地味。みたいな感じでドラマなどでは描かれていました。



実際の学校現場で私が勤めていた時もいわゆるイケてるグループイケてないグループなどはありました。



上位にいる人にとっては学校生活は楽しいですが下位の人にとっては地獄です。



そんな状況であってもみなさんは学校に行きたいと思いますか?



私は行きたくないです。

4.会社のコミュニティは上下関係があって成立している

大人になって一番関わることが多いのが会社のコミュニティです。


1日の半分を会社で過ごします。


長い人であれば就職してから定年退職までずっと同じ会社で勤めることが多いのではないしょうか?


その際に学校とは違うのが、完全な上下関係が存在することです。
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学校は目に見えないものですが、会社では役職が存在するのでその序列に沿ったコミュニティになります。


学校と違って会社での立ち位置は常に上司の目線を気にした行動をしなければなりません。


なぜならそれが給料に関係するからです。


生活したり、家族を養ったりするためにはやはりある程度の給料を確保しなければなりません。



しかし、そこで上司との関係がうまくいかないと辛いけど我慢して働かなければならないといった悪循環になります。




日本の辛くても我慢して働くという風潮があるので、ストレスを抱えて生きている人が多いのではないでしょうか?


5.定年退職後に会社での地位で人と関わる人は嫌われる

会社の中で生活をしていると、辛いこともありますがいいことももちろんあります。



給料も増えますし、会社の中で役職にも就くことができます。

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そうなると会社のコミュニティの中では、自然と上位になるので非常にいい立ち位置になると思います。


しかし、それが弊害になるときもあります。


定年退職した後です。



今までは会社でいい立ち位置にいた人も、定年退職するとそれがガラッと変わります。



地域やサークルなどではそれまでの地位が全く通用しなくなるからです。



女性は子育てなどで地域の方と関わる機会は多いですが、男性の場合会社人間で生きてきた人の中には全く地域の方とかかわりのない方もいます。


こんな言葉をご存知でしょうか?


地域デビュー
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定年退職後に地域とどうやって関わったらいいのかわからず、困っている高齢者が数多く存在します。








その際に多くの高齢者がうまく地域にとけこめずに孤立しています。(そうでなければ自治体なども支援はしないと思いますが



地域にうまく溶け込めない高齢者の特徴として、



働いていた会社の地位のまま地域社会に入ろうとしていることです。



昔会社で部長だったんだ」「なぜ向こうからあいさつに来ないんだ」といった具合に上から目線で入ろうとすると、




地域では嫌われてしまいます。(もちろんサークルでもですが)




そこから孤立してしまった高齢者はやることがなくて暇になってしまうので、クレーマーになってしまいます。



実際に私の彼女が働いているお店にも高齢者のクレーマーがいます。



悪意があって言ってくるのではなく、善意だと思って言って言ってくるので大変です。


誰も自分のことを認めてくれる人がいないのではいかと私は思います。


定年退職後に孤立しないように、若いころから地域の活動に参加したり、サークルに入ったりして慣れておくことが大切です。

6.まとめ

コミュニティには誰しもがが気づかないうちに入ってしまいます。



そこで、うまくいく人もいれば行かない人もいます。


1つのコミュニティでダメでも他でうまくいくことがあるので、複数のコミュニティに入っておくのがいいと私は思います。



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