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スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

支援者の苦労ー助ける人の方が意外としんどいことを世の中の人は知らない

どうもスベリスト夏目です。

本日こんなニュースを見ました。

吹雪の北海道、サービス作業社員死亡…道に迷う (読売新聞) - Yahoo!ニュース


吹雪の中で救助に行った人が亡くなってしまいました。


非常に悲しいです。



今回はこれが自分にとっては人事のような感じがしませんでした。



なぜそう思ったのか?


目次

1.助ける側は助けなければならないと思ってしまっている


普段私は仕事の中で子どもを支援する仕事をしています。その中には子どものことだけではなく、親の相談や学校との相談ごとなど様々な業務があります。


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仕事ですのでもちろんやります。



しかし、時にはしんどいなと思うことも人間なのであります。



それでも子どものため、お母さんのためと考えてしまうと頑張らざるを得ません。




そこに問題点があると思います。



仕事である以上助けなければならないと思っていることです。




今回の北海道の出来事は雪の中で大変過酷な状況であることはわかっていました。



それでも助けを求められる以上は行かなければなりません。



そして結果として助けに行った人が亡くなってしまうということになってしまいました。



こういったことは教育業界や介護業界などでは非常に多いのではないでしょうか?



介護に疲れてしまった人が介護される人を殺してしまうという痛ましい事件も起きてしまっています。





2.本当に助けてもらいたい人は実際は言えていない


助ける側が大変なのはもちろんですが、助けてもらう側も声を上げられないことがあります。



例えば、学校のイジメや職場でのパワハラなど上からの圧力を受けて深刻な状況になっていても「助けて」と言えない人もいます。


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辛いことや困難なことは我慢して頑張って乗り越えていきなさいというような指導を受けて真面目な子ども辛いことがあっても我慢して人に相談することができない状況になっています。



また、親に「1人で自立して生きられるようになさい」と言われた人も多いと思います。そのため1人で解決できないとダメだと思い込んでしまう人も多いのでないでしょうか。


辛いことがあっても誰にも相談できず、1人で悩みを抱えてしまって耐えられなくなってしまって自殺してしまう人も多いです。



実際に日本では若者死因のトップは自殺となっています。

若者の死因、自殺が1位…「死にたい」「消えたい」SNSに氾濫 (読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース

この問題どうしたらいいのか?

3.1人で助けようとしない


片方が助ける側でもう片方が助けられる側の関係だと助ける側が一方的に疲れてしまいます。


ただ自分が助けないとこの人が大変なことになるので助けないわけにはいかない。


じゃあどうしたらいいのか?


1人ではなくみんなで助ければいいじゃないでしょうか?

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辛いことは1人でなくみんなで分け合えば楽になるし、嬉しいことはもっと嬉しくなります。

助けるのが1人でしんどいときはみんなで助けましょう^ - ^

4.お互いに助け合う


助けられる側もずっと助けてもらってばかりだとなんか悪い気持ちになります。


そういったことが続くと自分は何もできない人なんだと思ってしまいます。


なので、お互いに助け合いましょう。

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人間完ぺきではないのでできないことは必ずあります。


そこをお互いに補う合う関係であれば、自分の価値に気づくことができ自己嫌悪に陥ることはなくなると思います。

5.まとめ

今の時代なかなか人のつながりも薄く、一人でやらなければと思うことがあります。それでも助け合いの関係は大事だと思います。SNS上だけでなくリアルでつながれる人と人の関係を大事にすることが生きていく上で大切なのかなと思います。



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