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スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

熱中症になる危険があっても外で働いたり、授業をする日本

どうもスベリスト夏目です。



最近は暑いというよりも暑すぎる日々が続いていますね。

昔は30度でも暑いと思っていましたが、今は36、37度まで上がるのが当たり前になって来ていますね。


ちなみに7月18日の名古屋の最高気温は

39度です!

熱帯地域じゃんと言いたくなるぐらいです。


そして今回学校の授業中に子どもが熱中症で亡くなってしまうという悲しい事件が起きてしまいました。



“熱中症”小1男児が死亡 校舎で意識失う 愛知・豊田市(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

なぜ今回のような事が起きてしまったのか?

目次

1.熱中症について

昔は熱射病とい言われていましたが現代は熱中と言われるようになりました。


熱中症の詳しい情報については以下参照ください。



熱中症 | メディカルノート



原因はいろいろとありますが、気温が高いときだけでなく低くても条件次第でなるそうです。



2.気温が高い中での外での活動の危険について


日本スポーツ協会では以下のような熱中症予防の運動の指針をかかげています。



ちなみに豊田市の小学校が校外活動をした日の最高気温はは37.3度だったそうです。



これを熱中症予防の運動の指針に当てはめると、



35度以上の原則運動は中止のところに該当します。



特に子どもはより危険です。


そんな状況下で何故校外学習を行わなければならない状況になったのでしょうか?

3.カリキュラムの問題


学校で授業をする上で必ず指針となるものがあります。

それが学習指導要領というものです。
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これに則り原則授業を行わなければなりません。(場合によっては変わることもありますが)



私もかつて中学校で授業をしていたときにここまでやらなければならないというところがあり、終わらせるのが必死でした。



今回の学校の先生もそういったところで悩んでいたかもしれません。



前の週が雨で外出できず、なおかつ次の週から夏休みになるので、夏休み前に一学期のところは終わらせておきたいと思ったのかもしれません。



ただ今回は1人の先生だけでなく、学年全体で行ったことであったので、そこのところで歯止めが効かなかったのかもしれません。

4.人は自分で経験したことには自信がある

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今回のケースであれば、暑いとはいってもこれぐらいなら大丈夫という考えがあったと思います。



もしこの中に自分が熱中症になったり、身近な人が熱中症で亡くなっている人がいたら変わっていたかもしれません。


今までの人生で大丈夫であったという経験がこういった事故につながったのかもしれません。

5.公務員は臨機応変の対応が難しい


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公務員という仕事は特性上、臨機応変な対応が難しい仕事です。


公務員法にも上司の職務上の命令には従わなければならないといった事があるので、独自に判断する事が難しい職場です。



東日本大震災でも避難訓練通りに避難した学校の子どもたちが亡くなり、自分たちで判断した学校の子たちが生き残るといったことがありました。



その場その場での判断ができる環境を作っていくのが大事なのではないでしょうか?


6.まとめ

今回人が亡くなったという事で、学校関係者の中では今までの取り組みに変化が起こると私は考えています。

それで逆に学校の活動に制限が加わる可能性もあります。事故が起きるからといって遊具が無くなっている学校もあります。

私としては今回の件で夏の高校野球のあり方も変わってほしいなと思っています。
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真夏の炎天下で約2時間以上の選手も観客も見なければならない状況は非常に危険です。

会場をドームにしたり、甲子園を開閉式のドームにするなどして命を守るための措置もとってほしいです。




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