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スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

時間の過ぎ方の違いから子どもと接してイライラしてしまう方へのちょっとしたアドバイス

どうも夏目です。
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前回時間の子どもと大人の時間の過ぎ方について書きました。



子どもと過ごす時間と大人が過ごす時間はなぜ違うのか?ー数学的な根拠を交えて考えて見ました - ナッツ ダイアリー〜その時々の時事や感情に任せて



その中でよく私もですがよく思うのですが、



どうして早くやってくれないのか?」「なぜいつまでたっても終わらないのか。」「なぜ待てないのか?」と思うことがあります。



時間の過ぎ方に実は関係しています。



それについてまとめました。



目次

1.どうして早くできないのか?


大人から見るとなぜこんな簡単ことができないんだろうと思うことがあります。



宿題、荷物の片づけ、準備などなど




それに対して、つい口にしてしますのが「どうして早くできないの?」という言葉



実はこれには理由があります。

1-1 初めてのことや慣れないことは時間がかかって当然

大人にとって当たり前なことでも子どもにとっては初めてのことが多いです。


服を着て学校に行く、宿題をやる、明日の準備をするなど大人にとっては簡単でも子どもにとっては難しいことがあります。


大人でも初めてのことは時間がかかります。



例えば、ブログを書いてくださいといってすぐに書けるでしょうか?


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私は大体1~2時間ほど(早いときは30分ほど)で書きますが、初めてやる人はすぐにできるでしょうか?




私が初めてやる人にやっておいてくださいと言ってその場をさり、1時間後にまったくできてなくて「どうしてこんな簡単なことに早くできないの?」と言われたら、みなさんはどう思いますか?




その人にとって1時間程度で終わる簡単なことであっても、違う人から見たら10時間以上かかることだってあります。



仕事でもそうではないでしょうか?



上司がなんで早くできないの言いますが、それは上司の仕事スピードから判断した時間であって、部下の仕事のスピードで考えられていません。



言われた方としてはたまったものではないでしょう。



人それぞれペースがあるので、それぞれのペースを知っておくことが大事だと私は思います。

1-2 実は一生懸命やっている


早くできないと、「怠けている」「だらけている」と言う方も多いと思います。


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果たして本当にそうなのでしょうか?



毎日一生懸命子どもが片づけようとしているときに「まだ片づけできていないの?」と言っていないかでしょうか?



毎日残業して一生懸命仕事をしている人に「まだ仕事が終わっていなのか?」と言ってないでしょうか?




そんなことを言ったらやる気をなくしますよね。



できてないのはきっと「わからない」からだと思います。




だったら、片づけの仕方を一緒に考えたり、仕事のやり方を説明したりしてできるようになる方法を考えることが大事だと思います。



できるところまでやったら今度は完全に一人でできているのか確かめて、そうしたら離れていきましょう。


2.なぜいつまでたっても終わらないのか?


最近子どもと接していて、ずっとブランコを押すことをせがまれます。「たくさんやってあげたでしょ」と心の中で思いつつも理由がわかっているのでやり続けます。

2-1 時間の過ぎ方の違い(子どもと大人)


40歳の大人が4歳の子どもと60分遊んでいたとします。しかし、子どもは遊び足りません。



ジャネーの法則の時間を当てはめると


60分×40分の4=6分



40歳の大人にとって60分の時間がたったことでも、4歳の子どもにとっては6分しかたっていないことになります。



なので、気長に付き合いましょう!




それでもしんどいなと思ったら、




子どもに子どもの面倒を見てもらいましょう!



40歳の大人よりも10歳の子どもの方が4歳の子どもとの時間間隔が近いので。



時間の過ぎ方の意識を持って子どもと接するとなぜこんなに遊べるのかがわかります。

2-2 好きなことは何時間もできる

好きなことをしていた時気が付くと時間があっという間に過ぎていて日が暮れていたことがあったと思います。

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大人にとっては楽しくない遊具の遊びも子どもにとっては大好きな遊びです。



ちょっとしんどいですが付き合いましょう。



それでもしんどいようでしたら、



自分の趣味を子どもと共有しましょう。




サッカーが好きなのであれば一緒にボールをけり、ポケモンが好きなのであれば一緒にプレイしたりして好きなことを一緒にやれば大人にとっての負担が少ないと思います。


子どもと共通の趣味を持つと話すネタにもなるのでおススメです。

3.なぜ待てないのか?

子どもに待ってといっても待てないことが多いです。これにも理由があります。

3-1 時間の概念がわからない

大人は時計を見て行動します。そのためあと何分ぐらいしたらこれをしようと考えて行動していると思います。

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しかし、子どもは時間の概念がわかりません。



「5分待って」と言ってもわかりません。なので待てないです。




わかるようにするためには、「長い矢印が8から9に行くまで待ってね」と視覚的に見てわかるように言うとわかりやすいと思います。


3-2 大人は時間をつぶす方法を知っている

大人になると頭がよくなるので時間をつぶす方法を知っています。



ケータイを触ったり、本を読んだり、してうまく時間をつぶせます。



しかし、子どもは知りません。




なので、一緒に動画を見たり、絵本を読んで時間をつぶしてあげましょう!


4.まとめ


子どもと長い時間接するとものすごくイライラします。保育園の先生や小学校の先生などストレスがたまりやすい職業であるのも理解ができます。



子育て中のお母さんなんかは24時間相手にしているのでものすごくたいへんです。


うまい具合にバランスをとって自分が疲れないようにしていくのが大事だと私は考えます。


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