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スベリスト夏目の歴史からものごとを考えるブログ

現役放課後等デイサービスが伝える発達障害の支援方法や歴史学観点から見た教育や子育て方法について

子どもと過ごす時間と大人が過ごす時間はなぜ違うのか?ー数学的な根拠を交えて考えて見ました

どうも夏目です。


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お正月が終わり仕事も始まっている方、まだまだ冬休みを満喫している学生の方々それぞれおられると思います。




正月はあっという間に終わり、仕事が始まると時間が過ぎるのは遅いなと感じていると思います。




私も子どもと仕事で接していると常々感じます。自分はもういっぱい遊んで疲れたなと思っても子どもは元気で「まだ遊びたい」と言ってくることも多々あります。




なぜ同じ時間を過ごしているのに休みの時と仕事の時、大人と子どもが過ごしている時間は違うのか?


数学的なことも交えて考えて見ました。

目次

1.休みの日と仕事の日の時間の違い


1-1 休みの日の時間の過ぎ方


お正月などの長期休みが終わるといつももう終わったのかと感じる方が多いと思います。
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むしろまだ終わらないでくれ〜と思っている方も多いと思います。



早く過ぎるのは以下の理由が挙げられます。


  1. 好きなことをしているから。
  2. 主体的に活動しているから。

例えば長期休みになると私は旅行に行きます。何日も過ごしますがあっという間に時間は過ぎていきます。

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なぜなら好きなことをしているからです。また、どこに行くのか、何をいつ食べるのかも自分で決めているので自分で主体的に活動しているので非常に楽しいです。



漫画を読んだり、映画を見たり、ゲームをしたりしてあっという間に時間が過ぎるのはこのためです。


1-2 仕事の日の時間の過ぎ方

一方仕事では多くの人が時間が過ぎるのが長く感じると思います。


理由は休みの日の逆の理由です。

  1. 嫌なことをしているから。
  2. 受動的に行動しているから。


私は昔ホテルの洗い場で働いていたことがあります。ただひたすら、カップを洗い、スプーンをふくという単調な作業を一日12時間を2週間連続で行っていました。

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かなりの苦痛でした。


好きなことでもなく、言われたことをただやるだけの作業だったからです。


特に休み明けは楽しいことをした後なのでその反動で余計に仕事が長く感じると思います。

2.子どもと大人の時間の過ぎる時間の違い

2-1 子どもの時間の過ぎ方

子どもの頃の時間は今思うとものすごく長く感じていたと思います。



小学校1年生で初めて迎えた夏休みはものすごく長く感じたと思います。
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それはなぜか?


子どもは初めて体験することばかりだからです。



服を着る、自転車に乗る、字を書くなどといった大人の今では当たり前のようにできることも子どもの頃は大変だったと思います。




今職場で子どもたちの相手をしていてつくづく感じます。




毎日が新しいことの連続であったから、今思い出してみると時間が長く感じるのでしょう。




2-2 子どもと大人の時間の過ぎるスピードの違い(ジャネーの法則より)

ではなぜ子どもと大人で時間がすぎるスピードが違うのでしょうか?



これを説明する理論があります。



それがジャネーの法則です。



簡単に説明すると5歳の子どもの1年と50歳の大人の1年を比較します。


5歳の子どもは5年しか生きていないのでそのうちの1年は5分の1
50歳の大人は50年生きているのでそのうちの1年は50分の1

比較すると


5分の1:50分の1



10:1となります。


つまり、5歳の子どもは50歳の大人よりも10倍時間が過ぎるのが遅いということになります。



なので50歳の人の10日が5歳の子どもにとって1日になります。



https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャネーの法則


ジャネーの法則によると0歳から20歳までの体感時間と、20歳から80歳までの体感時間が同じぐらいになるそうです。




そのた、め子どもと大人が一緒に遊んでいて大人は「もう何時間も遊んだのに」と思っていても子どもからすると「まだ遊び足りない」と思うのはこのためです。




生きている時間の感覚が全く違うからです。





このことを頭に入れて子どもと接するとなぜ子どもがなぜずっと遊んでいられるのかがわかります。



しかし、子どもの頃は毎日があっという間なのに1年は長く感じ、大人になると毎日が長いのに1年はあっという間に感じるのはなぜか?



それは、体感している時間と記憶している時間が違うからです。




子どもの頃は毎日新しいことをしているので、自転車に乗った、字が書けた、テストを受けたなどなどいろいろと印象に残る時間が多いので長く感じます。




逆に大人になると、月曜から金曜日に仕事に行って、土日はぐーたらするといった単調な生活になるので印象に残っていることが少ないので短く感じます。



現在体感している時間と記憶している時間は相反していることがわかります。



子どものあっという間に一日は過ぎるのに、1年は長くなるなんて不思議ですね~



3.まとめ

時間の過ぎ方は人それぞれあると思います。今自分が一日の時間は短いと感じていても実は充実しているため1年で振り返ると長く感じるのだなと思います。



新年といううこともあり昨年のことを思い出しながら目標を立てている人もいると思います。



その時1年あっという間だったなと思ったら昨年印象に残っていることが少ないんだと思います。




来年今年を振り返って1年が長かったなと思う方法としては、



とにかく「新しいことに挑戦」することが大事なのかなと思います。



みなさんぜひ充実した1年にしましょう!



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