どうも夏目です。
お正月も終わり、仕事が始まった人が多くいるかと思います。
さて皆さんはお正月はどのように過ごされたでしょうか?
初詣に行った方、国内旅行に行った方、家の中でひたすらゴロゴロしていた方、仕事をしていた方、様々な過ごし方を皆さん過ごされたと思います。
そんな中で最近は正月遊びをする日とは減ってきているような気がします。
外に出るのは寒いし、風邪ひくからいやだなと思って体を動かすのをためらっている人が多いかと思います。
実は正月の遊びが子どもの発達に大きな影響をもたらすことを知っていますか?
今回はその効果やについて原子反射や視覚発達のトレーニングの観点から紹介していきたいと思います。
目次
1.最近の遊びについて
正月遊びを紹介する前に最近の遊び事情についても紹介してい行きたいと思います。
1-1 スマホアプリについて
最近は多くの大人から子どもまでスマートホンのアプリゲームをしていると思います。
頭を使うという点ではメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。
それは体を使わないということです。
スマートホンを触るときに体ので動いているのは指先だけでしょう。
その上で、はずっと同じ体勢で体勢でいることがほとんどだと思います。
発達が終わっている大人ならまだしも、発達途中の子どもがそれをやり続けると発達に悪影響が出ます。
また、ブルーライトの光は目の細胞に刺激を与えて脳を覚醒させる働きがあります。
実はよる人間は夜と昼まで目の使っている細胞が違っています。
昼間使っている細胞が錐体(すいたい)細胞、夜間に使っている細胞が桿体(かんたい)細胞です。
夜間に使われている桿体細胞が感情などの成長に大きな影響を及ぼしていると云われています。
そのために夜寝る前にスマートホンを使うと夜眠れなくなってしまい、生活のリズムが不規則になりイライラする原因にもなります。
スマホのゲームをするとき注意点として
- 長時間やらない
- 夜寝る前の30分前にはやめる
など決めごとをしてやるのが良いでしょう。
2.正月遊びについて
ここからは正月遊びで発達に効果のある遊びを紹介していきたいと思います。
2-1 カルタ、百人一首
お正月にはカルタや百人一首をやっていましたよね。
私が通っていた中学校では百人一首大会が冬休み明けに行われていました。
カルタや百人一首では視覚発達の観点では、衝動性眼球運動(通称:サッケード)ができると云われています。
主にものを探しときに使う目の動きです。必要なものを探す目の動きを獲得することができます。
また、札を記憶したり、札をとるときの耳で聞いたり、反射運動で札をとったりすることもできるので様々な効果が得られます。
札を囲んでみんなで話すのでコミュニケーションをとることができます。
この季節なのでみんなで集まってやってみてはいかがでしょうか?
2-2 羽根つき
羽根つきも日本の伝統的な正月遊びで、昔負けた相手に筆で顔に落書きしましたよね~
これも視覚発達でも効果があります。
追従眼球運動(通称:パス―ト)と呼ばれる眼球がものの動きを追従してゆっくり動き、注視を続ける眼球運動が行われる効果があります。
羽根を追いかける動きがこれに該当します。
また、打つ時の力加減やバランス感覚の獲得にも役立つので固有覚や前庭覚の運動にもなります。
ラケットスポーツでも同じことが言えます。
みんなで羽根つきをしてみるのもいかがでしょうか?
3.まとめ
一見昔ながらの遊びは古臭くて何かださいなーと思っていたこともありましたが、実は発達の上で非常にいい影響をもたらしているのだとわかりました。
昔の人は科学的な理論ではなく、生活の中でこれが大切であると気づいていたのだなと感じました。
これら以外にもいろいろな遊びが効果があるので随時紹介していきたいと思います。