どうも、ナッツです。
今日お話しするのは、
ADHD(注意欠陥多動性障害)です。
これも発達障がいの1つです。
簡単にどんな特徴があるのか説明します。
ADHDの特徴について
ADHDにどんな特徴があるかといいますと...
・不注意-注意力を持続することができない。長時間集中することができず、忘れ物も多い
・多動性ーじっとしていることができず、いすに座っていることができない
・衝動性ー何かを思いついたときに考えたら行動に移してしまう。起こると乱暴になってしまう
もしかしたら、クラスにいたあの子がこれに該当するかもしれないと思った方もいるかと思います。
僕が以前教員を勤めていた学校にも普通にいました。一度キレてしまうと止められなくなってしまい、他の子に手を出してしまうということがありました。
ただし、日常生活ではごく普通に生活を送っている子でした。
学力面ではテストで 90点以上とってしまうこともザラにありました。
本当に見ていてもわからないところはありました。
ちなみに、男女比でいうと3~5:1で男性の方が多くなっています。子どものころ落ち着かない子どもはどちらかというと男の子に多かったので納得できます。
さらに、ADHDの中でも他の発達障がいと併発することもあります。
例えば、以前お話した自閉症スペクトラムや学習障がい
これらと一緒になってしまうと、勉強ができなくていらいらして物に当たってしまうといったことなどより大きな問題を引き起こすこともあります。
そういった場合には、より一層支援が必要になってきます。
大切なことはいかにその子の立場を理解して接することだと思います。
ムカついたことでいらいらすることって私たち大人でもあると思います。それでも成長するにつれて、気持ちをコントロールすることができるようになってきます。
特にADHDの子は、大人になると落ち着く子が多いので、それまで根気よく丁寧に向き合い続けることが大切なのかなと私は思います。
ADHDの子どもの才能の活かし方
ADHDの子どもはものすごく多動なところで落ち着きがないので一見するとどのような才能があるのかよくわからないところがあると思います。
では多動という特性をうまく活用できるものなんでしょうか?
それはスポーツです。
代表的な例を一つ上げてみます。
皆さんはこの方が誰だかご存知でしょうか?
水泳選手のマイケル・フェルプスです。
この人は水泳をやっている人ならだれもが知っていいる有名な方です。
なぜなら、オリンピックや世界選手権で合計50個以上のメダルを獲得しています。
彼はADHDと言われています。
子どもの頃は同世代の子どもだけでなく、先生からもいじめられていたそうです。
そんな中彼のお母さんは水泳をやらせたところその才能に気づき、めきめきと頭角を現していき、ついにはオリンピックでメダルを取るまでになりました。
これはADHDの多動性の部分の才能が発揮された1つの例です。
多動ということは他の子どもに比べてエネルギーがあるということになります。
彼は北京オリンピックでは8個メダルをとることができました。
これはADHDの多動性の特性があったからこそもたらされた結果ではないかと私は考えます( ^ ^ )/■