先週の土曜日にかなりショッキングなことが起きてしまいました。
それは財布をなくしたことです。
(ちなみにこれは家族から借りているものです)
2万円前後のお金が入っていたので、なくなったことに少しショックでした。
そのときにお金ってなんだろうとふと考えてみました。生活する上で確かに必要なものではありますが、どういった仕組みで回って手に入るのか考えてみました。
お金の始まりは?
大昔は狩りや漁をして手に入れた物資を物々交換をして、それぞれが欲しいものと交換していました。しかし物々交換ではお互いの価値基準が違っていた際になかなか自分の要望を満たせないことがありました。
そこで
- 誰もが欲しがるもの
- 収集分配ができ、納得のできる価値のあるもの
- 持ち運びができ、保存がきくもの
であるお金が誕生しました。
日本で最初の通貨は富本銭と言われております。ただし、これは変わったりすることもあるのでもしかしたらまた新しい発見があるかもしれないです。
お金の正体とは?
では一体お金の正体とは何なのか?
同じ人間でもたくさん持っている人とそうでない人といますが、この原因は一体何なのか?
私はこれは信用の違いなのかなと思います。
その人の持っている知識や能力を単純に数値化したものがお金だと思います。例えば月収が20万円の人はそれだけの知識や能力を持っていることを信用されていることになります。
また、これが会社で年商100億円の大企業であればそれだけの信用を得ていることになります。だから大学のときに就職する際は大企業に行こうとしたり、親から勧められたりするのはお金という数値化されたものがあるからだと思います。そういった企業に勤めていれば社会的な信用も得ることができますし。
だからこの数値が減ることは、信用を失っているということになります。
ただ、そうするとお金がない人は信用がおけないのかというとそうではないと思います。だからクラウドファンディングのように社会的な地位がなくてもお金を出資してもらえるようなシステムが最近は流行っているのだと思います。
お金を実際に無くして気づいたこと
絶対になくならないもの
そしてつい先日私は財布を無くしてしまいました。そのときはかなりショックでした。無くした前日に口座からお金をおろしたばかりであったのである程度金額が入っていました。
ただ、そのときにふと思ったのが「お金がなくなってもまた稼げばいいや。」という考えでした。
よくよく考えたら私たちは生まれたときは無一文でした。それが今お金を持っているという結果でしかないな。
それで私たちには絶対になくならないものがあるなと思います。
それは知識や能力です。一度身につけたものは他の人がコピーをすることができても、奪い取ること
だからお金があったら私は貯めずに自分の知識を増やすことや能力を上げるため使おうと思います。
それを知ったのが植松努さんという方の本です。その中で植松さんはおばあさんにお金のことについてこう教わっています。
''お金はくだらないよ。一晩で価値が変わることがあるからね。だからお金があったら、貯金なんてしないで、本を買いなさい。知識を頭に入れなさい。それは誰にも取られないし価値も変わらない。そして、新しい価値を生み出してくれるから''
実際に植松さんの本読んでみるとよくわかります。
無くしてはいけないもの
絶対になくならないものがあるように無くしてはいけないものがあります。
それは、家族、友人、仲間です。
それを痛感させられる出来事として、自分の保育園からの同級生が先日亡くなりました。私と同い年なので25歳でした。あまりに早い突然の別れでした。そのときに今当たり前にある日常もそれを迎えられなかった人がいるというのを実感しました。
同時に今ある当たり前はかけがえのない時間で、それを過ごせることは幸せなことであり、感謝すべきことなんだなと感じました。
だから今身の回りにいる人にもっと感謝をしなければならないと思いました。いなくなってからでは伝えることができないので 、大事な人ほどしっかり感謝の気持ちを伝えていこうと思います。
お金も大事ですが、それだけではなく大切なものは心にとどめておきたいです。